美しい造形と“汀のバンカー”

平成2年、カレドニアン・ゴルフクラブのコースが登場すると、ゴルフ記者だった私は「君はあそこに入会したのか」と尋ねられるほど熱心に通った。

そしてしばしば食堂で日本アマ6勝の中部銀次郎氏や設計家でゴルフ著述家そして現役時代アマチュアナショナルチームの代表だった金田武明氏の顔を見かけた。

商売仇のゴルフ雑誌のベテラン記者たちも、よく姿を現していた。

彼らは揃ってゴルフ理解は深い。そんな彼らはなぜカレドニアンに魅せられたか…!

(文:田野辺薫)

銀次郎が残した言(こと)の葉

「カレドニアンで一番いいのは、いつラウンドしても愉しい、それが一番でしょ」

類似したホールが一つもない戦略性の高いコースを故中部銀次郎さんは本心から愉しみました。
1番から18番まですべてが本物で、偽物がないと讃えたのです。しかしながら当時はまだ超高速グリーンは具現していませんでした。
カレドニアンの10年以上の努力の結晶を体験されたら銀次郎さんはどのように感動されるか!想像するのも愉しいですね・・・。

2025KGAジュニア育成に毎年全面的に協力しています

KGAのジュニア育成に毎年全面的に協力しています。
KGA杯ジュニアゴルフ大会がカレドニアンで開催されました。

7月21日(木)女子の部(6,190Yards Par72)出場92名
7月22日(金)男子の部(6,846Yards Par72)出場83名

猛暑の為KGAからの熱中症対策の注意喚起がされる中、中学・高校生選手は酷暑の中18ホールを廻りきり健闘しました。

主な成績は次の通りです。(10位まで)

女子の部12~14歳の部

 五十嵐歩叶 さん

女子の部15~17歳の部

崎浜ゆい さん

男子の部12~14歳の部

春原夕真 さん 

男子の部15~17歳の部

島田皓 さん

パターはヒヨコ

パターはヒヨコ(雛)をつかむようにグリップせよ!<スコットランドことわざ>

カレドニアンの超高速グリーンではパターを固く握ることは致命的な欠陥となるでしょう。

コース課スタッフの汗で猛暑に耐えて11フィート台の滑らかなグリーンを維持しています。

「14フィート研究室」では、連日連夜研究工夫を重ねて、日本のトーナメントより数段速いグリーンの実現を試しています。

会員各位におかれても、フェザー・グリップ(Feather Grip)でカレドニアンの高速グリーンに挑戦していただければ幸いです。

クラブハウス玄関脇に御影石製のカレドニアンゴルフクラブの銘石が設置されました。

右側の富里ゴルフ倶楽部の記念モニュメント銘石には、「カレドニアンゴルフクラブの根源、富里ゴルフ倶楽部は空港建設の為に2023年12月31日に惜しまれながら閉場しました。高い戦略性、超高速ワングリーンの実現は日本のゴルフコースのターニングポイントになりました。思い出を込めて、ここに富里ゴルフ倶楽部の銘石を移設しました。」と記されております

この二つの銘石が並ぶことに大きな意味があります。

猛暑続きの中でもグリーンコンディションは最高!

昨年の夏は一部グリーンに傷みが出ましたが、昨年の失敗から学び今年のメインテナンスは行き届いており、酷暑にもかかわらず滑らかな状態に仕上がっています。

内陸のコースと比べて海風が心地よく流れ、酷暑とはいえ連日快適なプレー環境にあります。

夏休みにご家族ご友人ときれいに整備された美しいコースでゴルフをぜひお楽しみください。

KGA関東倶楽部対抗競技決勝(女子)のご報告

 6月18日に箱根カントリー倶楽部(神奈川県)で開催された決勝競技において241ストロークで32チーム中22位でした。

決勝参加にあたり、研修会へのご支援ご声援をいただき、ありがとうございました。

関東女子倶楽部対抗競技で見事予選通過しました。

5月26日に総武カントリークラブ印旛コースで開催された予選会において全22クラブ中312ストロークで2位となり予選通過しました。
決勝は6月18日に箱根カントリー倶楽部で開催されます。

決勝に向けて、ご声援お願いいたします。

インターナショナルシリーズジャパンが華々しく開催されました。

LIVゴルフが支援するアジアツアーの高額賞金大会「インターナショナルシリーズジャパンが5月8日から11日の日程で、カレドニアンゴルフクラブで開催されました。

賞金総額は200万ドル(約2億9,000万円)で優勝賞金36万ドル(約5,200万円)は、日本で開催されるトーナメントの最高額です。

優勝はLIVゴルフを主戦場とするオーストラリアのルーカス・ハーバードが、通算20アンダーで初優勝しました。

ハーバートと最終組で回った杉浦悠太は惜しくも2バーディ「69」にとどまり、日本ツアー2勝のソン・ヨンハン(韓国)と並ぶ通算15アンダー2位タイで終えました。

7位から4打差を追った竹安俊也は、6バーディ、2ボギーの「67」で回り通算13アンダー5位。ハーバートと同じくLIVゴルフを主戦場にする香妻陣一朗は18位から1イーグル5バーディ、1ボギーの「65」と伸ばし、通算12アンダー7位に浮上して4日間を終えました。

以下の日本勢は、堀川未来夢、今平周吾が通算10アンダー9位。比嘉一貴と小木曽喬が通算7アンダー17位で続きました。

カレドニアンメンバーの岩崎亜久竜は通算1アンダーの56位、浅地洋佑は通算1オーバーで65位でした。

開会の詳しい結果は、下記URLをご参照ください。

https://www.alba.co.jp/tour/category/asian/tournament/98248/leaderboard

練習風景
優勝したルーカス・ハーバード
従業員の皆様お疲れ様でした

ベントカラーの張り替えについて

5月19日よりグリーンのベントカラーを高麗芝に張り替る工事を行います。

1番ホールより順次開始し、6月中には全ホール終了予定です。

工事は夜間に行いますが、グリーン周りが修理地となります。

工事を行う理由は「猛暑によるベントカラーの衰退が激しく維持管理が難しい」為です。

夏でもグリーンを美しく保つために必要な工事となります。

会員の皆様にはご迷惑をおかけしますがご理解のほどよろしくお願い申し上げます。

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